●アメリカの隠れた支配層「奥の院」とは?

仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理』 ~マネーの時代を生きる君たちへ~
原田武夫の東大講義録-  原田 武夫(著)

●アメリカの隠れた支配層「奥の院」とは?

・「奥の院」を構成するのは、複数の家族(ファミリー)である。たいていの場合、英国の植民地として始まった米国を最初から作り上げてきた人たちの末裔である。

・「奥の院」において最も重要なのは、血族の繋がりであり、家系である。「奥の院」は閥族集団であり、血のつながらない者を受け入れることはない。


・「奥の院」に属するファミリーを統率するものは、必ずしも男性であるとは限らない。当主が女性である場合もままある。彼らは、40歳代後半から50歳代を迎える頃までに「後継者」に目星をつけ、徹底した英才教育を行なう。

・「奥の院」の当主たちは、非常に慎み深く、世間にさらされることを極端に嫌う。なぜなら、そうすることが、彼らにとって伝統的なモラルでもあり、同時に金融資本主義の中で最も効率的に収益を上げていく方法でもあるからだ。目立つことによってリスクを高め、それによってかりそめの名誉や地位を得ることで満足するのは、別の者がすればよいと彼らは考えている。そこで彼らは、「支配階層役」を努める人物を、あえて選ぶ。

・「奥の院」の一族は、「通訳」、「会計士」「ファイナンシャル・プランナー」など、一見したところそれとは分からない職業を名乗っている場合もある。


●「奥の院」の人的ネットワーク

・「奥の院」という閥族集団の一員になるべき者として生まれた子供たちは、一般の学校とは完全に隔離された全寮制の私立中学・高校(ボーディング・スクール)に通い、本当の支配層として然るべき教養とマナー、そして思想と相互の団結を学ぶからだ。そしてこのエリート教育を受けた者が、アイビーリーグといった有名大学へと進学し、更にそこで「愛校精神」の名の下に、密かな団結心を叩き込まれることになるのである。


※要するに、米国という国家の実体とは、中心にこの国のオーナーである「奥の院」集団がいて、その下に国家のマネジメントを任された大統領や政府、大企業幹部たちで構成される「支配階層役」があり、更にその下に民主主義というゲームのルールが普遍的であると信じ込まされた一般国民がいるという構図になっている。一般国民はワーカーとして一生を終える。

(ちなみに、日本から米国の有名大学の「専門大学院」に留学して、日本に颯爽と帰ってくる人物も「奥の院」からすれば単にコマとしての上級ワーカーの1人に過ぎない。)


(引用おわり)


奥の院、根源的支配層たちは、すでにいくつかの固有名詞として報告されている。 ※魚拓
http://web.archive.org/web/20191219101417/https://yaplog.jp/kenchicjunrei/archive/148


コメント:各国の奥の院の派閥同士が、国境を越えて連携しています。軍、警察、マフィア、宗教界にも、それぞれの奥の院の派閥があります。